記念日に張り切る娘

子ども

先日、9回目の結婚記念日を迎えた。

こういう記念日には、娘と花を買いに行くのがお決まりになっている。

前日に娘にその話をすると、

「ママにプレゼントを買いたい」

とのこと。

「可愛いものがいいよね」

「どんなものだと喜ぶかな」

「髪をしばるゴムにしよう!」

「あ、髪の毛挟むやつ(バレッタ)がいいんじゃない?」

どんどん自分で考えて決める娘。

急遽手芸店へ向かうことに。

あれも可愛い、これも可愛いと、目移りしまくりの買い物だったけど、お目当てのバレッタを発見。

「これはママには可愛すぎるね」

と吟味した結果、茶色ベースの落ち着いたバレッタに決まった。

妻のプレゼント

人のを選んでいると、自分のも欲しくなるのが人の常。

「私はコレがいい」と、ちゃっかり自分のもゲットした。

コッチが狙いか?

翌日まで内緒にしておくことを約束して、車に隠して置くことに。

さて、翌日に持ち越した花屋では、張り切ってどの花にしようか選ぶ娘。

クリスマスシーズンなので、それっぽい物がたくさんあるけど、パッと目に入ったのは、着色してラメを付けたまつぼっくり。

「コレがいいね!」

と躊躇なくまつぼっくりを、青と銀で2つ。

いや、クリスマスじゃないんだけど、、、

その後、思うがままに花を選び、この取り合わせで大丈夫かと思ったが、

葉っぱとカスミソウだけは入れてもらって、店員さんにまとめてもらった。

流石はプロで、あの取り合わせでも様になる花束に仕上げてくれた。

花束の時はもう少しまとまってた。

よかった、よかった。

すっかり忘れていた妻の驚く顔を見て、満足そうな娘だった。

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