今回は、さいたま市文化センターにて「つみきであそぼう」ワークショップを開催しました。
4家族6人の子どもたちが参加してくれました。
れちとびのワークショップとしては、大盛況です!
ありがとうございます。
同じ幼稚園の友達ばかりなので、最初から打ち解けた雰囲気でのスタート。
挨拶をしてから、絵本『つみきでとんとん』を読みます。
僕のワークショップに初めて参加する子どもたちによく読む絵本です。
作者の鈴木まもるさんは他にも『ピンポンバス』『せんろはつづく』などが有名ですが、実は童具館館長の和久洋三先生の教え子なのです。
僕もわくわく創造アトリエの全国大会にゲストで参加された時に、実際にお会いしました。
優しさが滲み出るような顔で、本当に面白い方でした。
僕は、絵本も積木と同じく子どもの育ちに欠かせない物だと思っています。
その絵本と積木が、和久洋三という人物によって繋がったことに、すごい縁を感じて、僕のワークショップには欠かせない一冊となりました。
ちょっと話がそれました。
今回は立方体と直方体、長板を使い切るつもりで、大きめのドームにしました。
実際にできたものがコチラ!
クリスマスが間近だったので、キャンドルライトもつけてみたけど、部屋が明るすぎていまいち感じは出なかった。
出来上がってみれば、参加した6人の幼稚園児が、全員一緒に入れるくらい。
直径が大きくなったから、屋根は子どもの手では届かず、保護者の方に積極的に手伝ってもらいました。
ビーズやモザイクでの飾り付けは、大人も夢中になる部分。
参加した保護者の方が
「楽しいね。ずっとやってられる」
と言うほど。
また、モザイクが積木の隙間にピッタリ収まったので、
「気持ちがいい」
という方もいました。
そこはワクブロックの精度のなせる技。
長さ、水平、垂直。
これらの秩序を考え抜いて作られているからこそ、味わえるピッタリ感。
子どもたちは言葉にはしませんが、きっと感じ取っているはずです。
その子どもたちはというと、ドームの中にみんな集まっていて、出てこようとしません。
中に入った時の秘密基地感が半端じゃないんです。
「大人は入っちゃダメー!」
なんて言ってました。
でも、そのくらい積木のドームの中は居心地がいいんです。
積木の隙間から入ってくる光、
木の香り、
正に、包み込まれるような感覚を味わえます。
子どもたちが出てきたがらないのも頷けます。
さて、残念ながらそんな楽しい時間にも終わりは訪れます。
最後は、みんなで入り口をどれだけ開けられるか試しながら崩しました。
この崩す時が、なんとも言えず楽しいので、子どもたちは大喜びです。
これだけあると、小さい子は片付けになかなか取りかかれないこともあります。
そんな時は、宝探しをしてもらいます。
積木に埋れたビーズやモザイクを拾い出すのが、これまた楽しい。植木皿にいっぱい集めて喜んでいました。
終わってみればあっという間の1時間。夢中になって少々オーバーしたくらい。
みんな夢中になって積んでいました。
終わった後は、みんないい笑顔で僕の周りに集まってくれたのが嬉しかった。
子どもたちに「仲間」として受け入れてもらえたかな。
そしてそして、翌日は東京にて和久先生の講演会「やっぱり集中力」へ出席。
なんと、ワークショップへ参加したお母さんが3人も来ていました。
皆さん、すっかり創造共育に魅せられているようですね!
お子さんの成長が楽しみです。
和久先生はいつものごとく、子どもの素晴らしさについて熱心に語ってくれました。
心臓の調子が良くないとおっしゃっていましたので、養生していただきたいところですが、止まってしまう前にぜひ長野にも呼びたいです!
いや、呼ぶ!
そんなことをこっそりと決心したのでした。
童具館主催の講演会では、最後に抽選会があることが多くて、和久先生直筆の絵や、試作品として作ったモザイクなんかがもらえたり、もらえなかったりするんですが、
僕、結構これで当たることが多くて、今年の全国大会でもいただいたんです。
、、、、、、、、
また、もらっちゃった。
なんと、僕のワークショップに参加してくれたお母さん3人のうち、2人も見事当たり!
1人だけもらえないのも寂しいので、みんなでいい思い出にしてもらおうと思い、もう1人の方に差し上げました。
さあ、僕のワークショップに参加して、講演会に行くと、抽選に当たりますよ〜♪(嘘)
そんな、れちとびの今年最後のワークショップは、12月21日(土)にエコールみよたで行います。
週明けには締め切りますので、至急、お申込み下さい。