娘の希望で、ばあちゃんを連れて旅行に行った時のこと。娘の寄せる信頼の大きさを感じる出来事があった。
行きの車の中で、娘の将来の夢をばあちゃんが聞いていた。
ばあ「みーちゃん(娘のこと)は、大きくなったら何になりたいの?」
娘「言わないよー。内緒だもん」
ばあ「えー、教えてくれないとダメなんだよ」
(なんで、教えないとダメなんだろ)
ばあ「じゃあ、あとでママとパパに聞こうかな」
(あ、やっぱりそうきたか。言っちゃダメって、釘さしてくるだろうな)
娘「いいよ。聞いてもママとパパは言わないから」
(・・・!!)
その時の娘は、
怒るでもなく、
不安がるわけでもなく、
さも、それが当たり前であるかのごとく、
本当に自然に言っていた。
なかなか気難しい娘っこで、
親に手出し口出しされるのをすごく嫌がるし、
負けず嫌いだし、
自分に選択権がないと怒れちゃう。
まぁ、そのように育てたんですけども。
その娘が、そこまで自分達を信じてくれているとは、、、。
疑う余地がまるでないかのような、そのセリフが、
親への100%か、それ以上の信頼に裏付けられているように感じて、嬉しかった。
少々自慢になりますが、
こういうことに、普段の関わりが集約される。
大人が、子どもを信頼して関われば、
子どもも、大人を信頼してくれる。
先にも書いたけど、
手出し口出しを嫌がるのも、
負けず嫌いなのも、
選択権がないと怒るのも、
全ては、そのように育てたから。
結果をきちんと見せてくれた娘に
心からのありがとうを言いたい。
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