3時間おきにミルクをせがむ、先月産まれた次女を寝かしつける時に子守唄を歌うんだけど、
0歳児クラスを担任したのが最早、6年前なので、子守唄もすっかり忘れてしまっている。
その中で、唯一と言っていい、覚えている歌の『ゆりかごのうた』を繰り返し歌っている。
しかしながら、これすらもうろ覚えなので、ネットで歌詞を調べ直したくらい。
実は4番まであるこの歌を、歌詞を見ずに通して歌えるかどうかを、何周目で達成するかという孤独なチャレンジをしていたりする。
(歌詞は自分で調べてね)
まぁ、歌っている途中で自分が寝てしまわないようにするためでもあるんだけど。
まず、1回では成功しない。
本当に、自分の記憶力の低下が心配になる。
こんなに単純で短い歌詞なのに、何回でも間違える。
もちろん、間違えた時は、とりあえず最後まで歌ったうえで、最初からやり直し。
こうすることで、歌う回数を増やして、娘がしっかり寝付くのを待つためでもある。
余談ではあるけど、
この歌1921(大正10)年に、北原白秋が作詞したものらしい。(作曲は草川信)
そんな大家の名前が出てくるとは、保育士の時は全然知らなかった。
もう、100年近く歌い継がれているのだと思うと、感慨深いものがある。
そんなことを考えながら、歌っていると、5回目くらいでチャレンジが成功することが多い。
1番ごとが32秒くらいの歌なので、1曲歌っても2分弱強。5回歌うと10分程度。
こんな短い時間で寝付いてくれる娘に感謝しつつ、布団に下ろして眠りについている。
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