帰郷

積木

先日、長野で最後の仕事が終りました。

僕たち家族の、そして、れちとびの長野での4年間が終わります。

ただいま帰郷に向けて、引っ越しの真っ最中です。

荷物を自分で運ぶことにしたので、

片道270km、約6時間を下道でドライブ。

車内では眠気覚ましに、鬼束ちひろを熱唱しております。

好きなんですよ、鬼束ちひろ。

9割方暗い歌ですが、切なく美しいメロディと歌声が気に入ってます。

この4年間は本当にいろんなことがありました。

間違いなく僕の人生において、最も濃密な4年間だったといえます。

嬉しいことがありました。

楽しいことがありました。

悲しいこともありました。

辛いこともたくさんありました。

そして残念ながら、れちとびは順調にはいきませんでした。

どちらかと言うと、大変なことの方が多かったように思います。

それでもなお、僕はこの4年間を後悔していません。

なぜなら、

他の人がやってみようとも思わないことを、

どうせ失敗するだろうと思うようなことを、

うまくいくはずがないと思うようなことを、

僕は自分に許可してあげることができたからです。

その上で、僕はこうしてここに元気で立っています。

移住を決意してからの数年間で、僕は人生についての1つの結論を得ました。

それは、

人生は、自分という人間を表現するためのもの

ということです。

僕の大好きな歌手である尾崎豊は、『街の風景』という歌の中でこう歌っています。

人生はキャンバスさ

人生は五線紙さ

人生は時を演じる舞台さ

やっぱりどれも、表現をするためのものです。

そして、表現するために絶対欠かせないことは、

自分の好きなことは何か。

だから、自分に好きなこと、やりたいことをやらせてあげることは、

とっても大事なんです。

でも、だからと言って何がなんでも曲げちゃいけないわけでも無くて、

時と場合によって変わっていってもいいんです。

最近、僕は自分に言い聞かせている言葉があります。

僕は変わって良い。

僕は幸せになっていい。

僕にはその価値がある。

長野に来るときに描いていた夢も、今では少し変わってきました。

恐らく、これからもどんどん変わっていくでしょう。

きっと、そのたびにこの言葉を自分に言い聞かせて生きていくと思います。

変わりたいと思ったり、

新しい一歩を踏み出したいと思ったりした時、

この言葉が僕の背中を押してくれると信じて。

最後に、長野で出会えた大切な人たちに心からの感謝を込めて、

ありがとうございました❗️

これからもどうぞよろしく。

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