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今日はリンが妻と映画を観に行きました。
一緒に観てもいいんだけど、3歳児に『すずめの戸締り』はちょっと難しいかな。
なので、チルチルと僕は2人で近くの公園へ。
滑り台と砂場とスプリングのお馬さんだけの小さな公園。
端からそのつもりで出てきたのに、砂場グッズも何も持ってこなかった。
最近はトイレにも行ってくれるので、着替えも持ってきていないという迂闊さ加減。
でも、無いなら無いで遊ぶのが子ども。
公園に着くと、早速縁石の上を歩き始めた。
砂場へ行くと、トチの実がたくさん。
公園の中心にトチの木があって、そこらじゅうに落ちてる訳です。
すっかり葉の落ちたトチの木の枝先には、茶色の冬芽が。
トチの木の冬芽は、乾燥や寒さから芽を守るために樹液で覆われていて、触るとベタベタする。
コレは触らせねばと思い、チルチルを抱え上げる。
「触ってみたい!」
「ベタベタする」
「なんで?」
と次々口をついて出る言葉の数々。
それに対して、軽ーく説明しようとする父の言葉は、全く耳に届いておりません。ハイ。
でも、いいんです。
レイチェル・カーソンが
『「知る」ことは、「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています』
と言ったけど、全くその通りだと思うわけで。
父のウンチクなんかは、どうでもよくて、
大事なのは、チルチルがそれを体験したということと、
そこから確かに、何かを感じ取ったということ。
そういうことなんですね。
そして、あちらに目をやればコブシの木にも冬芽がたくさん。
樹液で芽を守るトチの木とは打って変わって、コブシは毛皮で寒さから身を守ります。
この公園の植栽を考えた人は、二つの木の冬芽の対比を見せるために、この木を選んだのではないかと勘繰ってしまう。
素晴らしいチョイスです。
その後も公園探索は続き、木の棒やら虫食いの葉っぱなんかを見つけては「持って帰る!」と持ちきれないほどのお土産を集めていました。
子どもたちにはいろいろな物を見てほしいと思って、遠くへ出かけたりもするけど、
実は身近な場所でも、十分に不思議や驚きを発見することはできるんだなと、
改めて思わされた冬の1日でした。
イベント出店の予定
MMoPクリスマスマーケット
12月10日(土)、11日(日)10:00-15:00
会場:MMoP(御代田町大字馬瀬口1794-1)
浅間国際フォトフェスティバル でもお馴染み、#MMoP (モップ)にて、#クリスマスマーケット が開催されます。
はっぴ〜フェスタvol.13
12月17日(土)10:00-15:00
長野県立武道館 主道場
安心の室内開催です♪
クリスマス直前の開催ということで、ジャンケン大会が開催されます。
出店ブースから景品が出ますので、お楽しみに!
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