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次女・チルチルの保育園が休園になって、春休みの長女・リンと3人で過ごす平日。
こんな日は決まって始まる工作。
何にインスピレーションを得たのか、おもむろに剣を作り出したリン。
モチーフは鬼滅の刃。リンは胡蝶しのぶ推しなので、目指すはしのぶデザインのようだ。
「しのぶは、鬼の首が切れないから、毒でやっつけるの」とか、
「鬼滅の刀はみんなココ(峰)の色が違う」とか、
「宇髄天元はこんな繋がってるのを持ってる」とか、
どこからか入手してきた情報を披露しながら作っていく。
そして、出来上がったコチラ。
ちゃんと剣先が鉤状になってます。
発想が本当に面白くて、天元が持ってる鎖を再現するために、紙紐に毛糸を巻き付けて表現したり、
鞘を作るために丸めた段ボールのシワが、しのぶの着物の模様に似ていると気づいて、ペンでなぞって模様にしてた。
このシワなんかは、大人が作るとおそらく発生しないので、まず作れないと思う。
大人とは全く違うその再現方法に驚かされる。
繋がっている神経がまるで違うんだなぁ。
子どもってスゲーな。
この全く関係なさそうな事柄を組み合わせることで、新しい価値を生み出すこと、
これこそが「創造力」なんです。
さて、リンと戦うため、父は段ボールで剣を作る。
感性では太刀打ちできないので、大人が子どもに優っている数少ない能力の論理的思考と技術力で勝負です。
まず、刀身を切り出す。1枚だとすぐに折れるので3枚。
この時に重要なのは、段ボールの目が互い違いになるように切り出すこと。
こうすることで、強度は格段に上がる。
この方法なら、刃渡り60cmくらいまでなら、かなり丈夫な物が作れる。
ただし、折り目のない段ボールを手に入れるのが難しいけど。
今回は刃渡り20cmほど。
幅は長さに関わらず5cmがオススメ。
理由の1つは、強度と持ちやすさのバランスがいいから。
もう一つの理由は後ほど。
次に鍔の部分。コチラは2枚でOK。
中心に刀身を通す穴を開ける。
ここで子どもたちが同じ物を欲しがったので、結局3本分作ることに。
まぁ、予想はしてたので、材料はいつでも切り出せるようにしてあります。
その辺は抜かりなし!
できたらボンドで貼り合わせる。
ボンドで貼るときは、塗ってすぐにつけるより、ちょっと乾いてから貼る方が、ズレなくしっかりと貼れます。
この辺りはやりたがる子どもたちに任せられるので、やってもらいました。
ボンドはタッパーに入れておくと、使いやすいし、密閉できるから保管も困らない。
アレンジを加えたいときは、貼り合わせる前にしよう。
鍔は刀身の入る穴さえ開けられれば、形は何でもいい。
チルチルに何がいいか聞いたら、
「食パンマン!」と答えたので、そのようにしました。ええ。
刀身を通す穴は、少し小さめにするのがベスト。
最後に鞘。
ここでのオススメ素材は、牛乳パック。
なんせ、丈夫で簡単に手に入る。
段ボールに並んで、工作材料には欠かせない。
しかも、サイズ感が抜群にいい。
刀身の幅を5cmにしたのもこれが理由。
牛乳パックは縦横ともに7cmの正方形なので、刀身の幅に合わせると、残り2cm。
やや丈夫な段ボールは大体厚みが5mmで、3枚重ねると1.5cm。
スッポリと収まるサイズになるわけです。
さらに、鯉口のところに折り目をつけて折り返し、
ぶら下げるための紐を通すと、
少し狭くなって刀をちょうどいい加減でホールドしてくれる。
鍔の角を少し落として、握りに合わせて鍔をボンドで固定したら完成。
抜刀の様子は動画でも見られます。
色や形はある程度自由にできるので、リンのはしのぶ風にアレンジ。
牛乳パックは、裏面が白いのもいいところ。
好きな色や模様を自由に描ける。
もちろん中もしのぶ仕様。
ついに完成。
完成した剣が折れると嫌なので、リンは父の剣で戦うのでした。
4月・5月のつみきであそぼうの予定が決定しました!
4月30日(土)10:00-11:00
佐久平交流センター 第2会議室
5月14日(土)10:00-11:00
佐久平交流センター 第3会議室
募集開始と詳細は後日お知らせします。
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