最近、次女の理解力がグングン上がっている。
「お姉ちゃんどこだ?」
と聞くと、
笑顔で長女のところへ駆け寄っていく。
ご飯の準備をしているのを見て、
自分のイスへ行き、バンバン座面を叩いたりもする。
牛乳を飲み干した後は、
『もっとちょうだい』
のベビーサイン(手話みたいな物)もやるようになった。
おかわりもらっといて、ブクブクやった後、
机の上にひっくり返されるのは困るんだけど。
脳神経細胞が、バンバン繋がっている感じがする。
「子どもには無限の可能性がある」ってよく聞く言葉だけど、
その証拠に、
子どもの脳神経細胞は、
縦横無尽に張り巡らされて、
さらに数増やし、
長さを伸ばしていく。
でも、これは無限大であるが故のカオスな状態。
これが全部繋がったままだと、
忙しすぎてクルクル回ったままのパソコンみたいになってしまうので、
あるところで、脳神経細胞はその数を減らし始める。
このカオスな状態から、
自分にとって必要な物と不要な物を、
取捨選択していく過程が、
発達の一側面な訳です。
その取捨選択には、
秩序立った環境、
すなわち、
合理的で、
論理的で、
法則的な、
環境が必要なんです。
でなければ子どもは、
何が必要で
何が不必要なのかが
分からなくなってしまう。
それを可能にするのが、
童具館の積み木なんです。
ここで1つ間違えないで欲しいのは、
合理的で、論理的で、法則的であるべきなのは、環境であって、
子どもの発想、行為、行動ではないということ。
どんなに秩序立った環境を用意しても、
子どもの発想や物の使い方は、
それを軽く超えてくる。
頭の固い大人は、そういうのを見て
「そんなのアリ?!」
って思うけど、
それこそが
子どもの「個性」に繋がる部分
だと僕は思っています。
だから、
子どものやり方や手順を直さないで欲しい。
そこから新たな発見があるかもしれないし、
やってみてどうにもまずかったら、
次は違うやり方を考えるかもしれない。
子ども自身で気づく時間を作って欲しい。
それが僕たち大人の仕事です。
まずは、ワークショップで積み木に触れてみてください。
きっとその良さに気づいていてもらえます。
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