先日は節分でしたね。
最近は豆まきのほかに、恵方巻を食べることもすっかり一般的ですね。
僕は子どものころは恵方巻って聞いたことなかったんですが、全国的に普通だったんでしょうか。
あ、本編には関係ないです。
我が家でも、娘の「海苔巻きしたい」というリクエスト。
僕が「恵方巻か~」と、ちょっとめんどくさいな感を出すと、
「そんなの、クルクル巻くやつ(巻き簾)にノリ敷いて、ご飯乗せて、具を入れて巻くだけじゃん!何が難しいっていうの!?」
と啖呵を切られました。
そこまで言うならとスーパーへ買い物へ。
しかしながら、野菜があんまり好きじゃない娘。中に入れる具を聞くと、
「あかマグロ(マグロの赤身)だけでいい」
・・・
・・・
・・・え?
それって、鉄火巻きじゃね?
というわけで、恵方巻?を作ることになりました。
帰宅が早かったので、親はちょっとのんびりしていたんだけど、
しびれを切らした娘は一人台所へ。
妻があらかじめ酢飯を用意しておいてくれたので、自分で準備して作り始めました。
海苔を切るときにうまく引いて切れずにつぶれてしまうので、そこは妻にやってもらっていました。
見事な鉄火の太巻きが完成しました。
自分で作ったという達成感と、それを親にも食べさせてあげるというシチュエーションが、娘を「店員さん」へと変貌させ、本物の食事を使ったレストランごっこに発展。
この辺の自分でやるというバイタリティーとなりきり具合は、我が子ながらすごいなと思う。
自分の子ども時代とは全然違うから、驚くことが多い。
いつまで経っても食べ始めない娘に『早く食べたら』と言いたくなるのをこらえて、食事を楽しみました。
食事の後は、下の娘を寝かしつけてから、豆まき。
豆は買ってきたけど、そこは保育士。お面は手作りします。
娘に「鬼のお面つくろー」と今度は制作スタート。
「青鬼にするー」と画用紙を出してさっさと作り始める娘。
目の部分に穴をあけるタイプを作るようです。
目の場所に目印の折り目をつけてやると、あとは自分で紙をチョキチョキ。
「あとアレがいる、アレ。えーと、バット!」
どうやら金棒のことらしい。
しかもその発音だと、野球じゃなくて、料理用なんだが。
どうやって作るか聞くと、「新聞紙に黒いガムテープを巻けばいい」とのこと。
ガムテープはなかったので、黒マステを巻くことにしました。
娘のはできたけど、このままだと娘が鬼役になるので、自分も作る。
カレンダーの裏紙で角を作ることには成功した。
しかし、画用紙が足りない。
ふと床に目をやると、赤マジックで塗りたくったガチャガチャの空きカプセル(結構柔らかいやつ)が転がっている。
よし、これを使おう。
眼鏡にカプセルを取り付けて、赤い目玉の赤鬼完成!
無事に鬼になったので、豆まきを堪能しました。
我ながら安上がりな豆まきだったけど、娘は大変満足していた。
やっぱり、自分で考えて何かを作り出すことって大事だし、何より楽しい。
それは娘の様子を見れば明らかだった。
終わった後はとっても素直で、すっきりした顔をしている。
見ての通り、大したことはやってない。
やりたいことを、やりたいように、やっただけ。
ここのところ、家がごたごたしていてみんなピリピリしていたけど、
僕もなんだか肩の力が抜けたひと時だった。
オマケ
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