6月のつみきであそぼうのお知らせです!
今回は初の午後開催。しかも、2クラスでご都合の良い時間帯が選べます。
午前開催では参加しづらかった方も、この機会に是非どうぞ!
2021年6月26日(土)13:30-14:30、15:30-16:30
佐久平交流センター 2階 第3会議室
テーマは四角「レンガの家を作ろう」です。
対象:おおむね3歳から小学生が対象です。
参加費:一人2000円。
兄弟は2人目以降半額。
初参加のお友達が一緒の方は500円引きいたします。
締切:6月18日(金)
積み木で、子どもが実際に中に入れる家を作ります。
お申込みはこちら
果たして、木の家になるか、レンガの家になるか?!お楽しみに。
5月のつみきであそぼうは「円筒タワーを作ろうでした。
キャンセルがあり、1組の参加。
まずは円筒の紙管で遊ぶ。
紙管をコロにして板に乗ったり。
転がして遊んだところで、今度は円筒のタワーとして「立てて」作る。
作り始めは平面の「円」となり、
上に積み上げていく事で円柱になる。
ここにきて、参加した男の子が、
「コレ(紙管)とそっくりの形になったよ」
と喜んで教えてくれた。
そう!その通り!!
素晴らしい気づきです。
さっきまで自分が乗ったり、転がしたりしていた物と、
今目の前に安定して立っている物が
同じ形であることに気がついたのです。
それは取りも直さず、円柱の2つの性質(後述します)を体感して気づいたということ。
大人が説明しなくたって、子どもはその優れた洞察力と直感で、ちゃんと気がつくのです。
本当に、小躍りしたくなるほど嬉しかった。
さて、出来上がったタワーに入り口を開けて、今回は完成。
人数が少ないので、今回は少々小ぢんまりとした物にした。
あまり大きくしすぎると、完成させるのが大変になっちゃうので。
この後の展開も考えていたけど、穴を開けたら、どんどん穴を広げたくなっていたので、早々に崩しにかかった。
しかし、出来るだけ制約をつけずに、子どもたちの素直な表現を大切にすることも、れちとびの使命の1つ。
活動は子どもの興味や様子によって変わっていく。
計画の変更は怖いけど、それをグッと飲み込んで変化を楽しむようにしている。
崩れた瓦礫の中からは、一頭のキリンが立ち上がった。
今回のワークショップで体感して欲しいことは、円柱の「転がる」性質と安定して「立つ」性質。
前回の「球」の活動でも投げたり転がしたりして、その性質を体感してもらったけれど、
全方向に転がる球とは違い、円柱は転がり方に方向性が加わる。
これは球と違い、立てられる安定した形によるもの。
そして、転がる球と、安定した立方体の両方の性質を持つ円柱が、2つの形をつなぐ形であることを表している。
この関係性こそが、ワークショップにおいて感じて欲しいことの1つ。
一見全く違うように見える物にある共通性に気づいたり、
違う事柄を組み合わせて、新しい価値を作り出したりする『創造力』を発揮するには、
物事の関係性に敏感であることが必要になる。
積み木は、子どもたちが関係性への敏感さを養うのにとても優れた童具(どうぐ)なのです。
ぜひ体験してその良さを感じていただきたいと思います。
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