保育士なんていう仕事をしていると、子育てについて
「こういう時はどうしたらいいですか?」
という質問を保護者から聞かれる事がある。
そんな時は、その時の状況を聞き取って、過去の経験から自分だったらこうするという「やり方」を伝える事が多かったんだけど、
そういうhow-to的なことは、どうやったって、合う場合と合わない場合がある。
状況が違って、
対応する人が違って、
子どもが違って、
これだけ違うことだらけだから、当たり前と言えば当たり前。
僕自身も、仕事や育児の中で山ほどそんなことがあった。
そういう時に是非考えてみて欲しい。
うまくいかなかった時、自分はどうあるか。
例えば、片付けの時間になっても子どもが遊びたいと言った時。
きまりを守る人であるのか、
子どものやりたい気持ちを優先する人であるのか。
例えば、食事に嫌いなものがあって、子どもが食べられないと言った時。
食べ物の大切さを伝える人であるのか、
子どもの思いに寄り添う人であるのか。
例えば、子どもが沢山の絵を描いて、次から次へと紙を使う時。
資源を大切にする人であるのか、
子どもの表現欲求を満たす人であるのか。
これは、どっちかが良くて、どっちかがダメってことじゃない。
どちらも大切だし、
他にもっと大切な事があるかもしれないし、
なんなら、両方大切にする方法だってあるかもしれない。
重要なのは、「自分のあり方」を定めておくこと。
そうすると、迷った時やうまくいかなかった時の指針になると思う。
もちろん、それでもブレてしまう時はある。
人間なので。
そんな時は、ブレた自分を責めるのではなく、
「今日はブレちゃったなー。どうしても、アレが許せなかったんだよね。でも、本当はこういう風に接したかったんだよね」
と、ブレた自分を認めつつ、自分の気持ちを探してみよう。
それがあり方を確認することにつながるはず。
自粛していたワークショップを再開します。
つみきであそぼう
「ただいま&おかえりワークショップ」
2020年6月27日(土)
10:00-11:00
佐久市佐久平交流センター
2階 第4会議室
参加費:2000円
定員:5名 3歳から小学生(応相談)
テーマ:球「色粘土のレリーフを作ろう」
申込締切:2020年6月19日(金)まで
若干、絵具を使いますので、汚れてもよい準備をしてください。
兄弟割引、友達割引などの割引もございます。お問い合わせ下さい。
さらに、5月31日までにこちらの動画を購入していただいた方には、購入費用の500円と同額のワークショップ割引券が付いてきます!
今回は、他の人との接触機会を減らすため、募集人数がいつもの半分です。
すでに2枠のお申し込みが入っています。(5月27日現在)
ご検討中の方は、お早めにお申し込みください。
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