今回は、れちとびのワークショップで使っているワクブロックという積み木が、どれだけいい積み木かを嫌と言うほど語りたいと思うので、覚悟してほしい。
この積み木は、
ほんっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっとうに、
いい積み木なんです❗️
先日のキャンプに積み木を持って行った時に、参加者のお父さんからその一端が分かる面白いコメントをもらった。
「これ、なんの木使ってますか?」
中島「樺(かば)ですよ」
「かなりいい木を使ってますよね」
中島「そうなんですか?」(僕は木の材質については詳しくないので)
「僕は家具を作ってるんですけど、どれだけ乾燥させてるのか気になって。これで積み木を作っちゃうんだと思って」
中島「精度がすごく大切なんですよ」
「いや、分かりますよ。ピッタリですもんね」
家具屋さんをして、
『おもちゃに使うにはもったいない(家具に使いたい)』
と言わしめるほど、高品質の木材を使用しているのです!
樺はバーチ材と言われる物で、やや硬めで歪みが少なく、木目が美しい木材。
それを、しっかりと乾燥させて、節やひびのない部分を使っているわけです。
そして、全て自前の工場で自社生産。
わずかなズレも許さない、徹底した品質管理が行われているのです!
実際にどれだけピッタリかと言うと、
積み木と積み木の間に砂粒が一粒入っていれば、容易に気がつくレベル。
さらに、ワクブロックはあえて面取りをせず、角がしっかりと立ったデザインになってます。
これもピッタリ感を子どもが感じられるようにするための工夫で、
例えば立方体をたくさん積んで1本の柱を作ろうとした時。
面取りのためにデコボコや影ができて、柱としての一体感が生まれない、ということが無いようになっています。
しかも、その規尺(基準となるサイズのこと)の徹底ぶりは、
積み木に限らず童具館の全ての製品に当てはまります!
カラーモザイク、パターンボード、収納箱から蓋やマットに至るまで、
積み上げていけば必ず高さが会うように作られている。
これは開発した、和久洋三先生の哲学によるもので、
ガタガタして高さが合わず、子どもが納得のいく物を作れないと言うことがないように、
試作に試作を重ねて作り上げられた物なのです!
その『吸い付くようなピッタリ感』は、他の参加者のお母さんのコメントからも分かります。
「いいですよね、ワクブロック!本当に吸い付く感じで。子どもがと言うより、私が好きになっちゃって買いました」
このお母さんのように、親が気に入って買い揃えると言う話は、ワクブロックではよくある話。
大人も夢中になるのが、このワクブロックなのです。
この積み木の体験が、子どもたちにもたらすものは何か?
それは、関係性への気付きです。
形の関係性、
大きさの関係性、
色の関係性、
使えば使うほどに、その関係性に敏感になっていきます。
関係性に敏感になるということは、
物と物の共通点と相違点に気づき、
そこから新たな関係性を作り上げられるようになるということ。
つまり、創造力を発揮するということなのです。
今、「身に付ける」ではなく「発揮する」と書いたのは、
創造力はすでに人が持っている物だからです。
もちろん創造力は積み木でなくても、
運動でも、
料理でも、
コミュニケーションでも発揮されます。
ワクブロックはそれを
子どもが最初に興味を示す「形」
というテーマに着目して作られた物なのです。
だからこそ、
自然と手に取り、
飽きずに遊び、
集中することで、
創造力を発揮するのです。
関係性に敏感になった子は、
物と物だけに限らず、
物と人、
人と人との関係性にも敏感になります。
生涯で創造力を発揮するのです。
そして、もう一点大事なことは、積み木の量です。
一般的に販売されている積み木は、色々な形がワンセットになっている物がほとんどです。
これは一見色々な物が作れそうに見えますが、
やり込んでいくとどうしても足りなくなる物があります。
立方体と直方体です。
この2つは、子どもの創造欲求を満たそうとすると、どうしても数が要ります。
それを家庭で用意するのは、かなり難しいでしょう。
童具館から出ている「つみきのいろは」のセットなら家庭用としてはそれなりの量がありますが、
それでも足りなくなるのです!
子どもの要求に応えられる環境を用意するために、
僕は「つみきであそぼう」ワークショップを始めました。
よりダイナミックで
創造的な積み木遊びをしたい方は、
ぜひ、ワークショップにご参加ください❗️
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ぜひご覧ください。
コメント
[…] ワクブロックってどんな積み木?今回は、れちとびのワークショップで使っているワクブロックという積み木が、どれだけいい積み木かを嫌と言うほど語りたいと思うので、覚悟してほ […]
[…] ワクブロックってどんな積み木?今回は、れちとびのワークショップで使っているワクブロックという積み木が、どれだけいい積み木かを嫌と言うほど語りたいと思うので、覚悟してほ […]