生き物を飼う

子ども

夕立のあときれいな虹が出てました。

くっきり

こんなにはっきり出ている虹は久しぶり。

何かいい事があるかなと思っていた夕方。

窓を開けていたら、突然部屋に飛び込んできた物があった。

カマキリだ。

光に誘われて入ってきたんだろうけど、なかなかびっくりした。

が、

翌日も夜窓を開けた瞬間に、カマキリが入ってきた。

種類としては両方ともチョウセンカマキリだと思うけど、

1匹目は大きめのカマキリだったので、しばらく飼育ケースに入れておくことにした矢先のこと。

飼うとなればもちろんエサがいるので、どうしようかなーと思案していたところだった。

2匹を同じ飼育ケースに入れてみた。

元々、共食いも多い虫だから、2匹目のちいさいほうが食べられることもあるかもなーとは気づいていた。

娘にそのことを伝えると、

「それなら大きいカマキリが元気になるね」

などと言っていた。

思いのほか前向きだ。

大きい方のカマキリは、よほどお腹が空いていたのか、小さいカマキリを見つけるや否や、

ガシッ!

ムッシャ、ムッシャ

前脚を使って素早く捕まえて、首筋にかぶりついていた。

・・・く、喰ってる。

ムシャムシャという表現がぴったりの画だった。

すると、娘が突然泣き出した。

食べられるカマキリに涙する娘

「もうちょっとカマキリ飼っていたかった」

となかなかの泣きっぷり。

僕は子どもの教育上、虫を飼うことをオススメしているんだけど、

こういう経験ができるのが理由の一つ。

飼育する中で愛着を持ったり、

その生き物がいなくなったり、

それに伴う喜怒哀楽を感じられる。

もちろん他の生き物でも経験できることだけど、

他の生き物に比べて、ダントツにお手軽なのが虫。

その辺で捕まえれば、その辺に放すことができる。

お金もかからない。

こんなにいい教材は滅多にない。

苦手な方もいるかと思うけど、子どもと探している間に好きになるかも?

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