「ワークショップがやりたい」
この一年で、その思いを強く感じたのは、コロナがあったからなんだろうな。
僕は「れちとび」という、積み木を使った子ども向けのワークショップを開いている。
「積み木を使って遊ぶ」と聞いてイメージするのは多分、こんな感じだと思う。
もちろん、これはこれでいいものだけど、僕のワークショップはちょっと違う。
れちとびの「つみきであそぼう」はこんな感じ。
ね?
想像と違ったでしょ。
大体3000個くらいの積み木を使ってる。
安い積み木なら、そんなに珍しい数でもない。
でも、れちとびで使っている積み木は、世界中で販売されている積み木の中でも、最上質と言っていい積み木「WAKU-BLOCK(ワクブロック)」だ。
このWAKU-BLOCKがどれほどいい積み木かについては、是非こちらを読んで欲しい。
この積み木を使い、子どもたちの手によって生み出される世界は、
意外性と創造力に溢れていて、なんとも言えず素晴らしい。
それが見たくて、
それを世の大人たちに知らせたくて、
何より子どもたちに、自分の素晴らしさに気づいて欲しくて、
ワークショップをやっているようなものだ。
そんな、れちとびの活動も緊急事態宣言時には自粛していた。
そんなにたくさんの人が集まるわけじゃないし、
1時間程度、室内で活動するだけ。
僕がワークショップをやらなかったところで、感染拡大防止にはさして影響もないような気もした。
けれど、開催に踏ん切る気にはなれなかったし、
やったとしても、お客さんも心から楽しむことはできなかったと思う。
色々あって仕事(保育士としても働いてる)に行くこともできなくなり、
夏頃は娘2人と1ヶ月ほど自宅で過ごすことにもなった(妻は単身赴任)。
その間に、なんとか少しでも広報活動と、収入確保できないかと、
積み木遊び動画の販売なんかもしてみたけれど、もやもやは溜まっていく一方だった。
理由は至って簡単。
子どもたちが積み木で遊ぶ姿が見えないから。
前にも書いたように、僕自身が子どもたちの瑞々しい創造力に触れていたいのだ。
大切な物は失ってから気づくというけれど、まさにその通り。
たくさんの積み木を目の当たりにした驚きに、
作っている時の真剣な眼差しに、
完成した時の笑顔に、
なんと自分が満たされていたことか。
そもそも、そういう事がしたくて仕事を辞めて移住をしたわけだし。
まだ、大手を振ってワークショップを楽しめる時ではないかもしれない。
今後の状況次第では、また自粛を求められたりするかもしれない。
それでも、ワークショップを開きたい。
子どもたちが夢中になって、積み木で遊ぶ姿を見たい。
自分の中にあるものの素晴らしさに気づいて欲しい。
だからこれからもワークショップをやろうと思う。
もっとたくさんの人に体験してもらえるように。
次回のワークショップ「つみきであそぼう」は、12月19日(土)です。
申込みはこちらから❗️残席2です。
締め切り間近。お急ぎください‼️
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