2人きりの夜

子ども

なんだか艶っぽいタイトルだけど、産まれたばかりの次女の話。

オムツを替えたり、ミルクを飲ませたり、仕事柄そういうことは長女の時にもやっていたけれど、

夜中に赤ちゃんと2人きりになると、細かい発見がある。

次女は大体4時間おきにミルクを飲むのだけど、本格的に泣き出す前に予備動作がある。

それはどの子も同じだと思うけど、その予備動作が、ブヒブヒ言ってなんともブタっぽい。

かわいいけど。

あと、ミルクを飲んだ後とか、オムツ替えた後とかに口角を片方だけあげて笑う。

悪いこと考えてるみたいに見えるから面白い。

長女の時を思い出しても、そんな記憶がないので、見てるようで見てなかったんだなーと気づかされる。

(そもそも、夜の授乳では起きないことも多かった)

こういうことは、2人きりで過ごしてみないと気づかないもんだね。

大変なことも多いけど、赤ちゃんと2人で過ごす夜はおすすめできる。

こういったことを、世の中のお母さんたちは、一人でやっていることが多いんだよね。

もう、しんどいに決まってる。

アフリカの方では、

「子どもを一人育てるためには、 村が一ついる」

という言葉があるらしい。

これって、子どもが人間として大きくなるためには、

それだけたくさんの人の協力が必要で、

周りの人たちの関わりの中で、社会性が育っていく。

ってことだと思う。

ワンオペ育児なんて成り立つわけがない。

だから、お母さんたちはもっと周りの人に助けてもらっていいんだよ。

その一番始めに、お父さんがいてほしいけどね。

ただ、女性が妊娠期間から「母親」になっていくのに対し、

男性が「父親」になり始めるのは、

赤ちゃんが産まれてからのような気がする。

妊娠期にホルモンバランスが崩れて、情緒が不安定になるパートナーのことに精一杯で、

まだ見ぬ赤ん坊のことまで頭が回らないんじゃないかな。

だから、産まれてきたらどんどんやってもらおう!

スタート地点が違うんだから、場数踏んで覚えるしかない。

できれば、子どもと2人きりになれるといい。

側にお母さんが居ると、頼りたくなっちゃうから。

そんな「父親」がもっと増えて欲しいと思う。

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