みなさん、ステゴサウルスは作ってみましたか?
おそらく、ほとんどの人は作っていないでしょう。
いいんです。僕と違って、みんなそんなに暇じゃないのは分かっています。
ええ、分かっていますとも・・・・・・(´Д⊂グスン
続きです。
ステゴサウルスの時に引っ張り出してきた車を
「ジェットコースターにしたい。長い板出して」
と言い始めた娘。
そーねー。クムンダがあれば、そーゆーこともやりやすいよねー。
でも、我が家には無いの。
とりあえず娘の希望に沿って、WAKU-BLOCK G100 長板を出してみた。
どうしようかと、考えていたけど、とりあえず柱を立てることに。
ステゴサウルスは完全に隠れていくのだった。
まぁ、それも「遊園地内を駆け巡るジェットコースター」という
娘のイメージがあってのことだから、いいんだけど。
ステゴサウルスをまたぐように、柱を2本立てたところに、長板をかける。
それをだんだんと低くしながら、何個も作っていく。
つまり、橋桁を作るわけですな。
それができたところで、橋をかけると、坂道状になり、車が走る寸法だ!
ところがこの橋、娘は真っ直ぐ作ったつもりなのですが、若干曲がっていた。
車を転がすとカーブのところから転落し、橋が大破するので、その度に父は土建屋さんとして出動することに。
娘よ、いくらなんでもその車は、橋の耐荷重量をオーバーしてるぞ。
この出動率はブラック企業並みだ。
父は、滑走物の変更を要求する❗️
「ねぇねぇ、ビー玉してみたらどうかな」
待遇改善要求を提案し、見事勝ち取ることができた。
しかしながら、若干曲がっているところで転落することには変わりがない。
ここで、父は余分なことをしてしまった、、、
そのままでも十分楽しんでいたのだから、ほっておけばよかったのに、自分の探究心を満足させるために、
壁をつけずにカーブを曲がる方法を教えてしまったのである。
坂道の左右で傾斜角を変える、つまり、バンクをつけたのだ。
これの何がいけないかというと、
決して、味をしめた娘がエンドレスでビー玉転がしをやり、翌日もコースを作れとせがんでくるのが面倒だから、ではない。
どうすれば、ビー玉を落とさないようにできるかということを、娘が自分で考える機会を奪ってしまったということなのだ。
要するに、親の過干渉ってやつね。
大人って、本当に「教えたがり病」に侵されていて、
子どもが何かに引っかかっていると、すぐに答えを教えてしまう。
仕事で人の子どもと接する時は、「今声かけない方がいいかなー」とか、気にするんですよ。
集中力を切らせたくないから。
これが、自分の子どもとなると、なかなか難しい。
家にいることもあって、気が緩んじゃうのかなぁ。遠慮ができなくなることが多いんだよなぁ。
こうやった方が早いよ、
こうすれば失敗しないよ、
ここがダメなんだよ、
全部娘のアイデアや努力や試行錯誤を否定しちゃってる。
早くなくても、
失敗しても、
間違っていても、
何も悪いことはないのに。
もっと時間をかけて、
たくさん失敗して、
色々なアイデアを試したら、
試行錯誤することの楽しさや、
発見した時の喜びや、
成功した時の感動が、
感じられるはずなのに。
そうだ、そのために僕は長野にやってきたんだった。
いかんいかん、忘れてるぞ。
そんな父の葛藤をよそに、娘は飽きずにビー玉を転がし続けた。
やはり、翌日もコースを作れとせがんだ。
昨日の反省はどこへやら、こうなったら昨日よりさらにカーブとバンクのキツイコースにしてやる!
カーブしてるでしょ?
生後一月半の次女を抱え、なかば娘とケンカしながら、新コースを作るのだった。
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