再び娘の通っているフリースクールでワークショップ開催。
今回のテーマは、「万里の長城」。
子どもたちにイメージを共有してもらうために、写真をみんなで見る。
すると、さすがにインターナショナルスクール、
「Great wall the China」
と、英語で答えられた。
作り方はこちらをご覧ください。
まずは、土台の作り方を子どもたちに説明。
その後は子どもたちが自由に作る。
ここまでくると、僕の仕事は子どもたちの様子を見て、
困っているときに、どうしたいかを聞いて、その上で最適な材料をアドバイスすること。
それを出来るだけ、控えめに行う。
でないと、思い込みで子どもの感性を邪魔してしまうから。
その塩梅は、常に反省がつきまとう部分。
自分のしたことが、本当に子どもの望んでいたことなのかどうか、分からないのだ。
だから、自由に作っていいことと、手伝って欲しいときは言って欲しいことを伝えて、手出し口出しは出来るだけ控える。
すると、大人が思いもよらない発想が、次々と生まれてくる。
今回も大作がたくさん出来上がった。
使える材料は、どの子も同じでも、出来上がる作品は全部違う。
印象的だったのは、友達の作品を見て
「〇〇くんのすごいよ」
「〇〇ちゃんの可愛いね」
「コレどうやって作ったの」
と、それぞれの違いを認め合う姿が多かったこと。
海外での生活経験がある子も居るし、
学年も様々な子どもたちの集まりなので、
お互いの違いを個性として捉える土壌ができている様に感じる。
これは、これからの社会にとって、すごく大切なことだと思う。
大きくなっても忘れないで欲しい。
それぞれの作品ができた後は、櫓と櫓をドミノで繋げることで、個人の作品の良さを保ちつつ、全体としての大きな作品にしていく。
これは、社会の成り立ちを表す作業だったりする。
一人一人の個性を認めつつ、みんなが繋がっていくことで、社会は成り立っていることを体感するためのもの。
もちろん、一度やっただけでは分からないけど、こういう事の繰り返しが他の人との繋がりを感じる手がかりになると信じてます。
さて、ドミノは途中一か所止まったけれど(完全に僕の確認不足でした)、最後まできれいに倒れてくれました。
みんな集中して積木を積んでいたけど、楽しかったと喜んでいました。
僕のワークショップは、小学生をメインに考えているけど、中学生もとても喜んでくれる。
大人がやっても楽しいのだから、楽しくないわけがない!
さあみんな、つみきであそぼう❗️
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