7月に生まれた次女が5カ月になった。
生まれた時は2500gを何とかクリアし、予定通り退院したんだけど、その後のミルクの飲みがいいのか、今ではすっかりムチムチのパンパン。
腕にも脚にも余分な関節が、出来上がっております。
まだ人見知りもせず、会う人会う人に愛想を振りまくお得な性格。
長女も誰にでも声をかけるタイプだけど、両親は共に控えめな子ども時代を過ごしたので、一体誰に似たのやら。
ところでこの娘、最近抱っこでミルクを飲むのを拒否する様になった。
一瞬は哺乳瓶を咥えるんだけど、プイッとそっぽをむいて泣きだす。
どうしたもんかと妻と話をしていたんだけど、妻が解決策を見つけ出した。
どうやら、床に寝転がされて飲む方が好きらしい。
えぇ〜。
こちとら保育士で、教科書でも、育児書でも、仕事の時も「授乳の時は抱っこして、赤ちゃんの目を見て、笑いかけながら飲ませるのがよい」と教わってきたし、自分も保護者にそう言ってきた。
しかし、実の娘は床で飲むのが好きだった。
なんだかなぁという感じだけど、実はこんなことは山ほどあって、マニュアル通りにいくことなんて、ほんの一部に過ぎない。
特に子どもみたいに1人1人全然違うと、育児書に書いてあるようにうまくいくなんてことはなおさら。
書いてあることっていうのは、あくまでも目安で、最終的には目の前の子どもを見てその子に合ったやり方を考えるしかない。
これからは教育もそうなっていくと思う。
というか、昔はそうだったんだけど、学校制度ができたこの150年くらいだけが特別だったと考える方がいいのかもしれない。
子どもたちはもっと、自分の思ったことを素直に表現していいし、それができるような環境を整えるのは大人の役目だろう。
自分もそんな大人でありたいと思う。
そんなことを考える授乳だった。
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