11月28日(土)は、
中軽井沢図書館・多目的室にて、
WAKU-BLOCK無料体験会「つみきのへや」を開催します!
当日参加も可能ですが、コロナ禍のため、人数制限と参加者の接触経路の把握が会場より指示されています。
事前予約が便利ですので、来たい方はぜひお願いします。
保育園で劇の発表会があったので、「みんなで絵を描いてみよう」という活動になった。
まぁ、幼稚園や保育園ではよくある話。
描画活動の中でも「経験画」とか「思い出の絵」とか言われる活動です。
なので、子どもの横で僕も一緒に描いてみた。
それがこの絵。
1人の女の子の演じたワンシーンを描いてみた。
念のために言っておくと、
頭についているのは、ツノじゃなくて「耳」です。
ネコ役だったのでね。
子どもたちはすぐに、
「〇〇ちゃんだ!」
「ニャーってやってるところでしょ?」
と、気がついてくれた。
とても嬉しい。
担任の先生にも「上手ですね」とお褒めの言葉をいただいた。
全然写実的じゃないし、
絵画を習ってたわけじゃないから、技法も持ってない。
しかも僕は、以前は絵描くのが苦手だと思っていた。
にもかかわらず、先生がそう感じたのにはいくつか理由がある。
1つ目は、「しっかりとしたモチーフがある」こと。
幼稚園・保育園でよくある「思い出の絵」とか「経験画」と言われる活動には、モチーフがないことが多い。
目の前に何もないと、何を描いていいか分からない子は結構いる。
大人でも「昨日見た映画の絵を描いて」と言われたら、大半の人は困るでしょう。
今回僕は、劇の中でも1人の子のワンシーンだけを描いた。
これなら、モチーフがハッキリしているから、あまり迷わずに描くことができる。
2つ目は、背景を塗りつぶしていること。
1つ目で書いたように、大抵の子は全体を描こうとする。
すると、背景が白いままの子がほとんど。
モチーフが立ってないから塗らないというか、塗れないのだと思う。
背景を塗ると、絵に奥行きが出てモチーフが際立つ。
グッと絵画っぽくなるのです。
実際、美術館に飾ってある絵なんかで、背景が白いものはほとんどないですよね。
3つ目は、自分の好きなものを描いているとうこと。
もちろん、今回描かなかった他の子どもたちも大好きですよ。
ただ、詳しいことは書かないけど、この子はこの劇に至るまでの過程があるので、特にこの瞬間が輝いていた。
それを、僕が『描きたい』と思って描いたというのが大きなポイント。
だから、描いたこの絵には結構な愛着を感じている。
ちゃっかり子どもたちの作品と一緒に飾らせてもらった。
やってみて思うけど、保育士も一緒に描いて飾るのも悪くない。
子どもたちに、こんな描き方もあるんだと思ってもらえるといいなぁ。
12月19日(土)は、
ワークショップ「つみきであそぼう」を
佐久平交流センターにて開催します。
残席2名です。
お早めにお申込みください!
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