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先日、僕の大恩師である和久洋三先生の講演会へ行ってきました。
先日と言っても、もう1か月近く経つんだけどね。
会場が群馬とお隣の県で、これは行かねばなるまいということで、
一山越えて行って参りました。
和久先生は、フレーベルの教育法を紐解き、
その神髄ともいえる積み木をブラッシュアップしたWaku-Block(ワクブロック)の生みの親です。
子どもの持つ力を心から信頼し、それを目に見える形にするという保育士顔負けの力の持ち主です。
講演会のお話も、子どもの持つ力がどれだけ素晴らしいかを懇々と語られます。
自分も保育士として10年以上働いてきましたが、
あそこまで子どもを信頼するにはどうすればいいのかというのは、未だに分かりません。
信頼の深さが自分とはまるで違うと思えるのです。
まだまだ精進が足りないということか。
子どもの成長に携わる者として、気持ちを新たにしました。
初心を思い出し、長女・リンの学校の文化祭で展示する作品の構想に取り掛かりました。
ん?
なんで娘の学校の文化祭に、作品を展示するのかって?
リンの学校の文化祭(呼び方は違うんだけどね)では、
児童、教職員の他、保護者や地域の人も発表や展示などをすることができるのだ!
控えめに言っても素晴らしい学校だね。
昨年は円筒タワーを展示させてもらった。
今年は山脈を作ることにしたけど、少し新しい要素も取り込みたい。
というわけで、こんなものを用意してみた。
蛇腹ホースなんだけど、安価にたくさん手に入って、簡単につなげることができるってのが、いいところ。
太さも色々あって、これはビーズやビー玉が一つ通るので、転がすのにはちょうどいいんじゃないかな?
まずは土台作り。
三角柱をつなげるところなんかは、以前のブログでも紹介したけど、
つなげた三角柱の列を、さらに接続して長くする。
今回は3列並べてみた。
列と列がずれないように、隣り合ったところに2倍体をくさびのように入れていく。
あとは立方体をどんどん積んでいく。
時々、2倍体・3倍体を屋根のように積むことで、穴を開けやすくしておく。
最後に開けた穴にホースを繋げて通していくだけ。
ホースを通すポイントは二つ。
①ジャバラは無闇に伸ばさないこと。
ジャバラを伸ばすと、たるみやすくなって、ビー玉を転がした時に止まってしまうので、曲げるだけにしよう。
②高低差をきちんとつけること
当然だけどビー玉は上から下へ転がっていくので、常にある程度の高低差をつけてコースを作ろう。
実際には何度も転がして試していくしかないので、修正しながらやりましょう。
出来上がりがコチラ。
うーん、思ったよりコースが短かった。
まだまだ改良が必要ですね。
そんなことをしていたら、なんと和久先生から直筆のお手紙をいただいた。
先日の講演会に伺った際のお礼の手紙でした。
気にかけていただいていたのね。
とても嬉しい。
和久先生もご自愛ください。
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