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野沢温泉に行ってきました。
久しぶりの家族旅行。
実家にいる僕の母も誘って一緒に…
行くはずだったけど、ホームにお願いするはずだった大ばあちゃんがまさかの入院。
結局一緒に行くことはできず、家族4人での旅行となりました。
現地での予定はほぼノープランだったけど、調べてみると紙漉き体験ができるところがあって、飛び込みでやってきました。
保育園で働いている時に、キットや牛乳パックを使ってハガキを作ってたりしたから、大体のやり方は知ってたけど、
職人さん(女性でした)の指導を受けるのは勉強になる。
使う紙料(紙の原料)の量だとか、
どんな機材があるといいとか、
漉くときのコツなんかは、
実際に見てみるのが1番だね。
かなりお手軽でリーズナブルだったけど、
充実の体験でした。
隣には美術館があり、和紙作家の森田千晶さんの個展がやってました。
撮影OKということで、バシバシ撮らさせてもらいました。
和紙の装飾によって作られた「お宮」というコンセプトで、
中を巡ると神聖な空気感と言いますか、
包まれているような感覚を覚えました。
「紙宮」は「かみぐう」と読むようだけど、
「子宮」(そう言えばこっちも「宮」だな)にも通じるのかなと思いました。
以前はこういう作品展みたいなものって、
「スゴイなー」
くらいにしか思わなかったけど、
自分で仕事を始めてみて、
そこにどれほどの思いやエネルギーが乗せられているか、ということに気がつくようになりました。
例えばこの和紙の作品は、大きいけど1枚の紙じゃなくて、何枚も繋ぎ合わせて作られている。
しかも、漉いた後に切り込みを入れてると思われ、かなりの時間と労力が掛かっていて、
当然だけど和紙そのものを作るにも、原料のコウゾを煮たり干したりしているわけで、
メチャメチャ手間がかかってるわけです。
こういう物を何枚も作ろうというその意志力と、
それを継続しているという事実に、
感動と共に、尊敬の念を感じるのです。
紙漉き体験と合わせて、こちらもとても良い経験になりました。
宿へ向かい、せっかくなので外湯にも行ってみたいということで、散策がてら外湯の1つに入りました。
外湯は割と小さい建物の中に、本当に湯船だけがある感じ。
脱衣所もなく、湯船脇の棚にカゴが置いてあるだけ。
僕と入ったチルチルは、湯の熱さに耐えられず、水で割って掛け湯をするだけで終わりました。
宿では美味しい料理が堪能できて大満足。
翌日は、近くにあるキッズパークで子どもたちを散々遊ばせて、クタクタにさせる作戦が功を奏し、
帰りの車内はとても静かでした。
次回は、ばあちゃんも連れてきてあげよう。
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