ただ今、6月のワークショップ「つみきであそぼう」の参加申込みを受け付けています。
初の午後開催です。
午前中は参加できないと諦めていた方は、ぜひこの機会にご参加ください。
さいきん次女のチルチルが「かずの木」をよく出してくるようになったんですよ。
「かずの木」というのは、童具館から発売されている積み木の1つ。
遊びながらにして数の概念を体感できて、特に子どもたちが理解しにくい「繰り上がり」の理解を促すことができるスグレモノ。
もちろん他の積み木と一緒に使えるように、規尺は統一されていて、カラーバージョンの美しさは目を見張るものがある。
語り出したらこれだけで記事が1つかけちゃうくらい、奥の深〜い積み木で、童具館の積み木の中でも、僕が最も好きなヤツなのです!
チルチルは同じ長さの積み木を選んで、揃えて並べていきます。
「オトーサン、ミテミテ、ピッタリ!」
と言うので僕が、
「そうだね、プロテイン(ピッタリ)だね」
とニコニコして応じると、気を良くして次々と同じことを繰り返し、
しきりに僕にピッタリをアピールしてきやがるのです。
でもまぁ、コレは当然のことで、
子どもはだいたい2歳前後で、
「おんなじ」
「いっしょ」
「ピッタリ」
が大好きになっちゃう。
ワクメソッドではコレを「一致の喜び」と呼んでいます。
実は脳科学的にもコレは裏付けされていて、
「仲間になりたい」と言う人間の本能の1つに根ざしている。
共通項を見つけると、
「ウヒョヒョー、やったぜ!」
という気分になるとか、ならないとか。
なので、もうすぐ2歳を迎える本能全開のチルチルは、このピッタリがかずの木で見事にハマってしまったわけです。
『おうおう、一致の喜びど真ん中だのう』と、ピッタリラッシュを生温かい目で見ていると、
その一つに僕は釘付けになった。
それがこれです。
ココです、ココ。
カーッ、おまえさん天才かー!?(親バカ)
何がそんなに驚きかというと、
同じ積み木を並べた他の物とは違い、
この積み木だけは、違う長さの積み木を組み合わせてピッタリにしているのです!
まさに、
1+2=3
を体現しているってこと。
もちろん、チルチルはそんなこと毛ほども口にはしないけど、
なんとなくそれを直感したから、作ることができたわけ。
コレこそが、かずの木やWAKU-BLOCKで体感できる
「原数学体験」
に他ならない。
人間の記憶は、複数の感覚(この場合は視覚と触覚)で感じたり、
紐着く情報が多いほど記憶に残りやすいという特徴がある。
特に手からの情報は、脳の多くの部分を刺激する。
子どもにとっては、紙の上に書いた数式よりも、よほど理解しやすいはずだ。
本当に、
かずの木って、凄い!
積み木って、すごい❗️
そして、子どもってスゴイ‼️
私はかずの木を、幼稚園・保育園の年長さんや、小学校の低学年のクラスにワンセット置くことを提唱します。
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