12月のつみきであそぼう申込み受付中!
いつもと場所が違うので、お間違えなく。
11月23日は長野県立武道館にて、はっぴ〜フェスタvol.10 が開催されました。
会場は、武道館の中でも一番広い主道場。
開場前に集合写真をパシャリ。
フェスタで全部と言うわけじゃなくて、他の利用者さんと分割利用だった。
そういうこともできるのか。
れちとびの積み木ブースは端っこの角地。
やってることが、やってることなだけに、両隣が他のブースだとやっぱりツラいので、これはとってもありがたい。
準備にはアシスタントとして、リンがきてくれている。
回を重ねるうちに、いい戦力になってきた。
さて、開場と共に、結構な人が入ってきた。
最近思うのは、みんなこういうイベントを心待ちにしていたんだなということ。
コロナのせいで、こういったイベントは軒並み中止になってきた。
出店者にとって大打撃だったのは言うまでもないんだけど、
お客さんたちも出かけられなくて鬱憤が溜まっていたわけで、
行き場がない息苦しさから少し解放されて、イベントを楽しんでいるのが分かる。
これを機に、地元の活動にもっと目が向けられるといいなぁ。
れちとびブースにも時間を置かずお客さんが来てくれた。
デモで作ってあった円筒タワーは早々に崩れて(それが目的でもある)、子どもたちが思い思いに作り始める。
中には「もう一度さっきの(円筒タワー)が作りたい!」と頑張る子もいる。
こちらもアレンジ版。
高さの合わせ方を少し教えると、子どもからも保護者からも、感心の声が上がる。
それもワクブロックの精度があってこそのこと。
きちんと高さ(長さ)が合うことの大切さを、ぜひ知ってもらいたいと思うのです。
仕切りの向こうでは、剣道クラブの子どもたちが、こちらをチラチラ見ている。
休憩に入り、ワラワラと集まってきた。
「これ何?積み木?」
「何でこんなにいっぱいあるの?」
「面白そう!やってみたい!」
と、だいたいこうなるわけです。
子どもたちが見たのは、ただの白木の積み木です。
でも、こんなに沢山の積み木を見たことがある子は、まあ、いません。
『これだけあったら、何が作れるんだろう』
そんな好奇心が湧き出すんじゃないでしょうか。
子どものワクワクを生み出す環境が、とても大事なんです。
前回のデモンストレーションの時に来てくれた子もいた。
お父さんに「たくさん積んで!」とおねだり。
すっかり積み木崩しにハマってしまったみたい。
ぜひ、たくさん崩していただきたい!
その先に必ず、自分でやってみたいが待っているから。
いつかは分かりませんが。
こちらは5歳くらいの男の子が1人で作った作品。
他の子がやっていた三角屋根の家を自分なりにアレンジした物。
真似をすることは決して悪いことじゃないんです。
どんどん真似をして、
とことん真似をして、
これでもかと真似をしても、
『こここうした方がいいんじゃね?』
ってところが必ず現れます。
そこに個性が輝き出すんです。
気をつけて欲しいのは、
「真似をさせる必要はない」
ってこと。
真似をしたければすればいいけど、
それをやらせると個性は潰れてしまいます。
この子も、屋根のアレンジの部分に個性が光っていました。
最後は閉会前に遊びに来た小学生の男の子の作品。
この子は作り始めから、『これが作りたい』というイメージがあったので、とても手が早かった。
入り口が空いているのが見えるけど、中も空洞になるように作られてます。
積み木は接合ブロックと違い、重力には逆らえません。
だから、錐形を中空で作るのは難しい。
この子も作っていて、それを十分感じたはずです。
それでも中を埋めずに作るにはどうすればいいか。
もちろん、落ちないように上から押さえればいいわけですが、
誰も何も言わなくても、ちゃんと気がついていました。
その試行錯誤の過程にこそ、値千金の価値があるんです。
大人は待つのが苦手なので、すぐにそれを教えたくなるんですが、
この子はここで、とても有意義な時間を過ごせたなと、とても嬉しくなるのです。
それも、それが体感出来るワクブロックだからこそなんですけどね。
今回も、たくさん子どもたちの素晴らしい創造力に出会えた訳ですが、
その中ですごーく感じたことが一つ。
それは、
やっぱり平らな床っていいよね。
いや、野外もいいんですよ。
開放感があって、
陽気がよければ、とっても気持ちがいいんです。
でも、平らに見える地面が、積み木を積むと
「デコボコしてんな」
っていうのは、どうしてもあるんです。
ビバ室内。
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