皆さんグルーガンって知ってます?
熱で樹脂の棒を溶かして、ボンドのように物をくっつける接着剤。
凸凹したところや、ボンドで付けられない物もくっつけられるなかなかの優れもの。
ピストル型のコテを使うので、「グルーガン」と呼ばれてる。
溶かして使うので、使い終わりは納豆のように伸びるのです。
長女は工作でよく使うから、見慣れたものなんだけど、生後6カ月の妹のよだれを見て言った。
「口からグルーガン出てるよ」
いや、出てますけどね。
確かに似てるけど。
グルーガンて。
子どもは面白いこと考えるね。
でも、このとっぴもない考えが、素晴らしい表現となって現れるのです。
以前、川遊びの後、石を拾って帰ってきて思い思いの作品を作るという、大日向小学校の体験会に参加した。
するとその1人が、グルーガンで川を表現していた。
川が飛沫をあげている様子がとても見事に表現されていた。
こういう表現は、子どもたちに自由な活動を保証しないとできない。
グルーガンを接着するものだから、その他の使い方を許さず、正そうとすればできなかったはず。
止めるよりもまず、何をしようとしているかをよく観察するようにしよう。
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